スタッフのブログ1 上質の家とは
間違いだらけの押入れの湿度対策 2006年02月01日
眼からうろこ情報…反応が、いまひとつ、ふたつ、みっつ…ってとこですが、
勝手に回答編いってしまいます( ̄▽ ̄;)
下図のような状況で、湿度対策として間違ってるのは・・・

1.寝室では冬場エアコンで暖房しています。
2.北側のアルミサッシは表面結露がすごいです。
3.北側の壁は内部結露もあるようです。
4.クローゼットの中もじめじめしているから、クローゼット内の湿気取りには、たくさん水がたまります。
5.部屋自体は乾燥しているので、のどを痛めないように加湿器を使用しています。
6.入り口の木製建具およびクローゼットの建具にはガラリや換気口はありません。
7.古い建物のため、室内に換気扇はなく、換気は窓の開閉頼り、冬場は必要換気量が足りないかもしれません。
この中で一番の問題は、「内部結露」であることは間違いありませんが、今のところは想像の話ですので、今回は具体的に眼に見える部分について考えてみますね。
この中での眼にみえる最大のムダは
クローゼットの中の湿気取りです!!!なんてこったいヽ(゜ロ゜;)ノ
「湿気取りぞ○さん」とか、いろいろ商品がありますが…
今回の問題のような設定の場合
まったく役に立ちません( ̄□ ̄;)!!
なぜなんでしょうか?????
ここからは物理の話になりますんで、興味のある方のみ読み進みくださいませ…
実は、住宅の湿度対策は、温度差の話しぬきには語れません。
はじめに、部屋と押入れの温度と湿度について考えましょう
冬場の部屋の温度・湿度ですが、エアコンをつけ、加湿器使って
温度25℃ 湿度50%
建具を閉めた押入れの中はというと
温度10℃ 湿度70%
こんな感じが一般的でしょうか
ちなみに、
温度25℃、湿度50%の空気中の絶対湿度は 約10g/kg
温度10℃、湿度70%の空気中の絶対湿度は 約5.5g/kg
湿気というのは、絶対湿度の高いほうから低いほうへと流れます。
つまり湿度の川は、部屋内から押入れに向かって流れるわけです。
ちなみに、押入れの建具が閉まった状態というのは、温度の通行は、シャットアウトしますが、
湿度の通行は、税関なし、運び放題・・・
図のような状況での押入れの中の湿気取りは、
洪水になりそうなので、川下で水をバケツですくっている行為に等しい
よって無駄な抵抗であるとなるわけです。
もう一度言います。
押入れでいくら湿気を取っても
上流である部屋の方からどんぶらこと湿気が流れてきますから
いつまでも湿度が高いのは解消されない…
しかも部屋は乾燥しているからどんどん加湿したくなる
押入れの湿気取り・・・実は部屋うちの湿気を取ってるんですね
押入れの湿気を少しでも押えたいのなら、部屋と近い環境にしてやる。
つまりは建具を開けて押入れに空気を流してやることが大切なんですね。
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