すまいを科学することからはじめよう
すまいづくりに対する思い
上質の家をつくりたかった
実は
そんな家をつくっているつもりでいました
頑丈で・・・自然素材をつかって・・・
そんな家をつくっていれば
わかるひとはわかってくれる
うちの建てる家は50年だって建っている
そう思っていました
でも
今の日本のすまいづくり
そして
そのすまい方には
たくさんの矛盾が存在することに気づいてしまいました
50年・・・100年と
建っている家はつくれる・・・
現実、大工だった祖父が立てた家はまだ現役ではあります
でも
50年・・・100年・・・住み継がれる家
現在の日本の家の平均寿命が26年だとか・・・
悲しい現実です
上質のいえと名乗るからには
100年住み継がれる家
そんな家を建てたい
いや建てなきゃならない
そんな風に思うようになりました
運がよかったのは
たまたま
「100年の家project」というそんな思いを実践するためのグループ
に出会ったことです
願いは・・・実践してかなう
そこには科学的な裏づけがあるからです
健康への誓い
□ 温度差2℃以内を目標にします
□ 全棟でVOC検査をします
□ 防蟻処理はしません
□ ご家族の健康のためにも、禁煙を推奨します
省エネルギーへの誓い
□ 一石三丁断熱をします
□ 地熱利用で暖房費を削減します
□ 全棟、気密測定をします
安全への誓い
□ 地震耐力向上のために、構造用合板を使用します
□ 全棟、地質調査をします
□ バリアフリーの基本は、
ユニバーサルデザインと考えます
あたりまえ?!実行できますか???
簡単な約束事のようですが・・・
実際にどれだけの方が実施できているでしょうか
また
やろうと思っても出来ない項目
適当に実施したらやけどする項目
もあります
実行するには・・・
いい家を建てたいという強い思いと
それを可能にするための科学的な裏づけをもつ実践が必要です
あへていいます。
日本の住宅の寿命を短くしているのは
科学的な裏づけをもたないイメージ戦略であり
それにのっかているライフスタイルの実践ではないでしょうか
そろそろ
ひとりひとりが・・・ビルダーもユーザーも
すまいにおける
健康・省エネ・安全
に
真剣に
そして
科学的裏づけをもって
取り組む時代であると実感しています
に
科学的裏づけをもって取り組むって
具体的には「どうする」の?
って話ですが・・・
実は、わたしの地域のお客さん
構造には結構熱心で・・・そんなに柔な住宅は建っていない(と思う)
そして
公庫仕様等からの普及により・・・気密・断熱についても
昔よりは断然に性能があがってきている
しかし
ハウスメーカーから地場ビルダーにいたるまで
この科学的な裏づけがないために
ときには気分的に・・・
ときにはデザイン的に・・・
あへて無視されていたのか・・・疎んじてこられた項目があります
湿気です
すまいの健康・省エネ・安全を語るときに
絶対欠かせない項目であるはずなのですが・・・
メルマガおよび小冊子にて
「結露してカビが生える前に出来ること」
を発行・配布していますが
お読みいただいた読者の方からのアンケートより一文紹介します
(文章表現は変えてあります)
「○年前にリフォームしたら結露がひどくなりました」
「いえづくりにとりくむとき、モデルハウスの設備や外観的なものにとらわれがちですが
快適に住めることを重点にしたすまいづくりを一番に考えるべきでした」
「○年前に貴社のような会社に出会えていたら」
正直、○年前にうちに来ていただいていても
その当時、わたしのところに「湿気」を管理下においた
設計・施工の考え方はありませんでした
同じ結果を招いていたことでしょう(反省です)
いま・・・いえづくりにおいて
科学的な裏づけにより取り組んでいることの幹の部分に
「湿度をコントロール」するという項目があります
丈夫なだけではなく、デザインだけでもなく
快適なすまいを提案するうえで欠かすことの出来ない項目である
と考えています
湿度の高い日本では「風通しのよい家」がよい
と考えられていました
この考え自体間違いではないと思いますが
ヒートショックの予防等から考えても
「冬寒くない家」の需要も近年急激に高まりました
アルミサッシ等、住宅の気密性能は確実にあがっています
また
ファンヒーターやエアコン
採暖から暖房へとライフスタイルは変化しています
今の家づくりはこういった変化に対応できているんでしょうか?
残念ながらこたへは・・・×です
すまいにおける
健康・省エネ・安全
を確保するには
気密・断熱・換気・暖(冷)房
の4位一体の取り組みが必要となります
それが出来ている家はまだまだ多いとはいえない状況であると思います
ところで
「快適な家」ってどんな家でしょう
わたしの考える「快適な家」は
「春」外の気候がちょうどいいときは、「風通しのよい家」
「夏」ほどほど暑いときは「風通しのよい家」、とっても暑いときは「冷房のきく暑くない家」
「秋」外の気候がちょうどいいときは、「風通しのよい家」
「冬」寒くなったら「暖房のきく寒くない家」
です
健康・省エネ・安全を科学的に考えましょう
暑いときには、涼しいではなく暑くない家
寒いときには、暖かいのではなく寒くない家
というところが味噌です
過剰な冷暖房の負荷は、ひとにも、いえにも、環境にも、またお財布にとっても
お得とはいえないんですよね
「Q.現在の自分のすまいへの不満」>「A.冬寒くて、夏暑い」
「Q.家づくりでこだわりたいところ」>「A.夏涼しくて、冬暖かいこと」
このふたつはそれぞれ違うユーザーさんの回答なのですが
「冬寒くて、夏暑いことが不満である家」
の改善策として
「夏涼しくて、冬暖かい家」
にすることは正解ではないと考えています
気密・断熱・換気にこだわっていない家でも
ガンガン暖房したり
ガンガン冷房すれば
「夏涼しくて、冬暖かい家」にすることは可能なわけです
こだわるんであれば
「少ない燃費で 夏暑くなくて 冬寒くない いえ」
まあこれが私たちの理想だったりするわけです^^


![地熱住宅開発技術者[宇佐美智和子(うさみちわこ)]氏による熱い質問受付コーナー[そのご質問、宇佐美がお答え致します!]](http://www.chinetsu.jp/images/faq-usami-logo180.gif)

